5/28-29 田の草取りイベントレポート

田植えからひと月、第一回目の田の草取りがやってきました。
田んぼが見せる表情は、日によって刻々と変わります。
田植えしたばかりの稲は、なんとなく弱々しいですが、
ひと月もたつと、しっかり根付いて、色味も青くなってきます。
稲が落ち着き始めると、そろそろと芽を出すのが雑草たち。

この時期に、一回目の草取りを行うことで、発生する草を減らそうというのが今回のイベント作業なのです。
なぜか、「草取り」という作業には参加者が集まりづらいのですが、
そんな中でも集まってくださったみなさんに感謝!です。
こられなくても、「がんばれ!」と思ってくださっていた人々にも感謝です。

鳩山元総理は、三木武夫元総理の言葉とされる「雨天の友」という言葉を座右の銘とされているそうですが、
このレポートを書きながら、困ったときに駆けつけてくれる人は、本当にありがたいな、と思い、
同時にその言葉は、「果たして私は友に対して雨天の友たりえているか」という反問となって返ってきています。

それはそうとして、集まったメンバーで元気よく草取りがスタートしました。
一回目の草取りは、生え始めた草の芽を浮かすことがポイントになるため、
両手を熊手のように曲げて開いて、稲の周りから掻き始め、
稲の植わっていないところも掻き回します。そうすると、芽を出した草たちが浮いてくる、という寸法なわけです。
小さな田んぼから始めて、午前中の間に、大きい田を残すだけになりました。
午後からは、残った大きい田に取りかかります。
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田の草取りは、田植えや稲刈りとは違う実感があります。
というのも、田植えも稲刈りも、稲の存在に着目して行う作業ですが、
草取りは稲以外をみる、土にさわる作業になるからです。
人間の手が王国にある4反歩(1200坪)の土を掻くことになるわけです。
これまでずっとやってきたことですが、こう考えると、人間の手ってすごいな、と思わずにはいられません。
そして、さらにすごいことに、今回の草取り作業は、4時前には終了してしまいました!
いやあ、毎度のことながら、感動的です。
やり切った、という充実感に勝るものはないように思えます。
PIC_0363
夜の宴会には、久しぶりに生ビールサーバーが登場しました!
20リットル注文しましたが、夜のうちには終了しました。
す、すごい。

来月も、生ビール入れます!(予定)
焼鳥も、やります!(予定)
というわけで、6月25日(土)のイベントには、みんなで集まりましょう!

2回目の草取りは、かなり気合いが必要です。
翌26日には、大豆の定植を行います。

お待ちしていますよ〜

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